一峰大二先生に会いました。 |
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| 池袋でイラストレーターや美術家、マンガ家が作品を持ち寄る『河童展』がありまして、知人も出品しているため拝見してまいりました。
今回はマンガ家の【一峰大二】先生の出品があり、また『ウルトラマン』で【フジ隊員】の役をしていた【桜井浩子】さんが来場なさると聞いて、それはワクワクして伺いました。
展示会場はビルの8階にあり、飲食もできる画廊喫茶といった作りになっています。オープニングパーティーを30分遅刻して店に入ると、すでに賑やかに歓談が進んでいる様子。 奥のテーブルには【一峰大二】先生と【桜井浩子】さんがそれぞれいらして、周りにはその関係者が囲んでいる状態でした。
【一峰大二】先生といえば、ピープロ特撮の《コミカライズ》をされていた大家ですね。(『スペクトルマン』『怪傑ライオン丸』『鉄人タイガー7』『電人ザボーガー』等/他円谷作品も) メディアの露出はそれほど多くは無かったと思いますが、一目で先生と判りました。・・・お話ししたいのはやまやまですが、さすがに多くの方を分け入って声をかけるわけにはいかず、「同じ会場にいたというだけで満足すればいいや」と思うしかありませんでした。【桜井浩子】さんについても同様でした。
『河童展』は様々なアーティストが独自の解釈で【河童】の絵を描くわけです。【一峰大二】先生の作品は、さすがに“子どもマンガ”の画風ではないですが、先生らしい描線で、力強く衰えを感じませんでした。 色彩は極彩色で曼荼羅めいて見えました。(写真は後日に…)
先生が帰る頃になってボクの目の前を通過しかけたので、思わず声をかけてしまいました・・・。その時の一言・・・
「一峰先生でいらしゃいますか?」 「はい」 「ボクは…あの…なんでもない者なんですが(泣)子どもの頃によく拝見していました。」 「あ、そうですか。ありがとうございます。」 「『スペクトルマン』の最近の描き下ろしも見ました」 「(展示を指差し)今でもこうしてがんばっているんですよ」
朗らかで、元気そうで、決して大家だからとふんぞり返った態度はとらない…そういう方に見えました。 会場の締めの一本を先生が行なったのですが、そのご自身のスピーチもユーモアたっぷりでした。 今『素晴らしきピープロ特撮の世界』として『スペクトルマン』『怪傑ライオン丸』がケーブル放送で放送中です。見ればその独特の魅力の虜になってしまいます。そんなタイミングでのコミカライズの第一人者と会えた事は印象深い一日となりました。
(それにしても「ボクは…なんでもない者なんですが」って、「ファンですが」って言えよなあ〜)
【桜井浩子】さんとも少し言葉を交わす事ができました。
『河童展〜幻想・未確認生物〜』07年7月19日(木)〜7月31日(火) JR池袋駅西口 地下歩道出口8前 ARTIST GARDEN
*水曜日は定休日
一峰大二公式ホームページ】 http://jmac.dma-j.net/minesan/
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7月24日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | レポート/感想 | 管理
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